やっぱり精神科に行ってみよう
「病識」とは平たく言うと「自分の病気・病名を知り受け入れること」だと思います。特に単に病名を知るだけでなく、受け入れることが重要なポイントになります。
双極性障害かどうかの判断は、基本的に精神科医に委ねるべきものです。当事者の病状と問診及び経緯の把握などによる総合的な判断になります。双極性障害の疑いを持ったら、まずは精神科の専門医に受診してみることです。
本人に自覚がなくても近親者の客観的な目で疑いがある場合は、本人に抵抗があったとしても、やはりなんとか説得して診察を受ける段取りをすることをお勧めします。検査のつもりで精神科の扉をノックしてみましょう。本人が病気かどうか、病気なら何の病気なのかを知ることが第一です。本人が病気でないなら、そのこともはっきりするからです。
ネットや書籍からの情報や、人から聞いた情報は良し悪しがあり参考にはできても、あくまでも一般論です。病状の現れ方はその時どきで個人差が大きいものです。自己判断は避けて、専門医の診断を仰ぎましょう。まだ精神科を受診されていない方は、まず精神科・精神神経科を受診してみましょう。最近では心療内科の看板をかかげていても、精神科医のいるケースもかなり多いようです。まだまだ単科の精神科の敷居が高く、心療内科の看板を出しているなら受診する人も多い、という配慮もあるからかも知れません。しかし精神科医でも心療内科を標榜している施設は、比較的軽症の精神疾患しか扱わないかもしれません。双極性障害の診断や治療を行う心療内科(≒精神科)クリニックもあると思いますが、一応電話などで「双極性障害の診断と治療をしているか」を問い合わせしてから、受診する方が無駄足にならないと思います。とにかく双極性障害を専門的に診ることのできる精神科医のいる、病院やクリニックへの受診をお勧めします。
次は、「病名は主治医に真正面から訊ねてみるのがいちばん」です。